Microsoftは、Visual Studio 2022 17.6を正式に発表し、パフォーマンス、編集、C++開発に関する注目すべき機能強化を行い、開発者体験全体を向上させました。さらに、新しいGit可視化機能とBlazor WebAssembly機能を提供する後継バージョン「Visual Studio2022 17.7」をプレビューしています。
2023年5月16日にリリースされたVisual Studio 2022 17.6は、ダウンロードが可能です。一方、2023年5月17日に導入されたVisual Studio 2022 17.7のプレビューにもアクセス可能です。
VisualStudio 2022 17.6では、C++プロジェクトを含むソリューションの高速終了、Chromiumプロジェクトの高速読み込み、履歴が長くコミット頻度の低いリポジトリに対するGit Historyファイルおよびフォルダの高速読み込みなど、生産性を向上させる主な機能が追加されています。
さらに、開発プロセスのさまざまな場面で生産性を高める編集機能が導入されています。例えば、スティッキースクロールはコードベースのヘッダーナビゲーションを改善し、ブレースペアのカラー化はサポートされている言語での開閉ブレースを区別するのに役立ちます。
さらに、ASP.NET CoreによるWeb開発にもアップデートが施され、API scaffolding、Endpoints Explorer、Visual Studio 2022 17.6でAPIをテストするためのHTTPエディターとHTTPファイルのサポートが特徴です。
VisualStudio 2022 17.6でのC++開発は、CMake、STM32CubIDE、vcpckgの新しいワークフローで補完されます。CMakeデバッガーはCMakeLists.txtファイルのデバッグを可能にし、vcpkg C++パッケージ・マネージャーはVisual Studioに同梱されるようになりました。IDE’の統合ターミナルでは、コマンドを実行することができます。さらに、Unix用のリモートファイルエクスプローラーにより、開発者は接続マネージャにリストされたリモートUnixマシンのファイルを管理できます。また、C++ 20モードの初期サポートは、C++/CLIプロジェクトで機能します。
Visual StudioのレイアウトをイントラネットのWebサイトやファイル共有でホストし、ネットワークベースのインストールを可能にするなど、開発環境の拡張とIT管理者や開発者のVisual Studio管理の簡素化を実現しています。
Visual Studio 2022 17.7 Preview 1では、生産性の強化に加え、.NET 6+およびNetStandard IntelliTestのサポート、Blazor WebAssemblyプロジェクトをAzure Static Web Appsに公開する機能などに重点が置かれています。Blazor WasmプロジェクトをAzure Static Web Appsに公開することで、コストを削減し、グローバルホスティングやAzure Functionsの統合などの機能を提供すると報告されています。
さらに、Visual Studio 2022 17.7 Preview 1では、洗練されたオールインワン検索エクスペリエンス、Solution Explorerでのファイル比較機能、開発者が複数のブランチを同じグラフで視覚化し、その関係をより理解できるマルチブランチのGit視覚化などの機能が提供されています。
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