データの断片化と非効率に対処するための大胆な動きとして、QuickbaseはEmpower 2023イベントにおいて、開発プラットフォームの最新世代(no-code )を公開しました。新機能は、複雑な作業環境におけるプロセスを合理化し、情報を一元化して生産性を向上させることを目的としています。
Quickbaseの製品責任者であるDebbi Robertsは、現代のワークアプローチの変容を認め、「グレーワーク」との闘いを強調しました。この言葉は、技術環境の不備によって従業員が行う手作業のことを指します。Quickbaseは、デジタル環境における情報の混乱を緩和するために、現場やオフィスに関わらず、従業員が自分の仕事について包括的に理解できるようにすることを目的としています。
Quickbaseは、プラットフォームのアップデートに加えて、アプリケーション内でのデータ操作の体験を洗練させたNext Generation Formsを発表しました。アップグレードされたインターフェースにより、アプリケーションビルダーは、新しいdrag-and-drop フォームデザイナーを使用して、データ収集のための高度なワークフローを作成できるようになりました。また、カスタムデータ検証ロジックにより、ユーザーが本質的な部分に集中できるよう、プラットフォームがさらに強化されています。
さらに、このプラットフォームはSnowflakeとのネイティブな統合を実現し、大規模なデータセットの効率的なコラボレーションと転送を可能にしました。この戦略的な統合により、2つのプラットフォーム間で合理的なデータ共有が可能になり、大量のデータを扱うビジネスに貢献します。
また、Quickbaseは、大企業がビジネスクリティカルなアプリケーションをプラットフォーム上で安全に計画、作成、テスト、展開できるようにするための機能であるScaled Solution Management(SSM)を展開しています。SSMの最初の機能であるバージョニングは、プロジェクトやレポート作成のために、複数のアプリケーションを1つのエンティティとして管理することができます。この機能により、スキーマのスナップショットや、必要に応じてソリューション全体をロールバックすることができます。
さらに、モバイルダッシュボードやファイルマネージャーなどのアップグレードを行い、生産性をさらに向上させました。これらの改善により、Quickbaseは AppMasterのようなプラットフォームの強力な競争相手となり、ユーザーに高度なバックエンドソリューションを提供します。
次世代Quickbaseプラットフォームは、ダイナミックなワークシナリオにおける効率的なno-code ツールへの高まる需要に応え、お客様に提供されるようになりました。組織が進化する市場の需要や課題に適応し続ける中、Quickbaseは、仕事のオペレーションを簡素化し、複雑化するデジタル環境での企業の成功を支援することを再確認しています。