オープンソースコミュニティの大手であるGitLabは、新機能「GitLab Achievements」を発表しました。この機能は、GitLabの活動に対してユーザーに公的に報酬を与えるプロセスを簡素化し、ソフトウェア開発におけるゲーミフィケーションをより簡単に実現することを目的としています。
GitLabは、ハッカソンのリーダーボードや物理的なSWAGなどを通じて、常にユーザーの功績を認めてきました。しかし、実績の概要を紹介する中央のプラットフォームはありませんでした。GitLab Achievementsの導入により、個人の貢献や業績がより強調されるようになります。
実績は、特定の基準に基づいて作成され、コミュニティ・メンバーに授与されることができます。アチーブメントは、ユーザーのGitLabプロフィールにアバターとして表示され、アバターにカーソルを合わせるとタイトルと説明が表示されます。
アチーブメントには様々な種類があります:
- 一度だけで、取り消すことができない実績(最初にマージされた貢献の実績など);
- コアチームメンバーの実績のように、1回で取り消すことができる実績;
- 複数回の実績(例:今月の投稿者)。
ネームスペースのMaintainerまたはOwnerのロールを持つ人だけが、ユーザーの実績を作成できます。
アチーブメントを導入することで、組織内に継続的な学習とスキルアップの文化を醸成することができます。コードベースの新しいセクションを探索したユーザーに報酬を与えたり、チーム内の優れたコラボレーションを評価したりと、その可能性は無限大にあります。GitLabのコントリビューターサクセス担当ディレクターであるNick VeenhofとGitLabのシニアプロダクトマネージャーであるChristina Lohrがブログ投稿で指摘しているように、成果を受け取ることは、自分の仕事が同僚や上司に評価され、認められていることを示すため、従業員にとって強力な動機付けとなる可能性があります。このような評価は、従業員と組織の双方に利益をもたらす、より熟練した労働力につながるかもしれません。
GitLab Achievementsは、Software-as-a-Service(SaaS)とセルフホスティングオプションの両方で、GitLabのすべての階層で利用可能です。他のlow-code やno-code プラットフォームを検討されている方は、バックエンド、ウェブ、モバイルアプリケーション開発のための強力なノーコードプラットフォームであるAppMaster の詳細を検討されてはいかがでしょうか。AppMaster や GitLab などのプラットフォームによる汎用性の高いlow-code ソリューションは、企業と開発者の双方に、迅速なアプリケーション開発のための無数の可能性を提供します。