業務アプリにおける PostgreSQL と Firebase:実用的なトレードオフ
業務アプリ向けの PostgreSQL と Firebase:レポーティング、トランザクション、アクセス制御、リアルタイム要件を比較し、ハイブリッド構成が有効なケースを解説します。

実際の業務アプリが本当に必要とするもの
業務アプリは華やかではないものの重要なものです:オペレーション向けの社内ツール、顧客ポータル、管理パネル、サポートダッシュボードなど。これらは収益や顧客、日々の作業に密接に関わるため、データベースの選択は流行ではなく実際のワークフローに従うべきです。
ほとんどの業務アプリは慣れ親しんだデータ形状になります。顧客とユーザーがいて、次にステータスを移動するオブジェクトがあります:注文、請求書、チケット、返品、タスクなど。また、システムを安全で説明可能にするための影のデータも必要です:監査ログ、タイムスタンプ、誰が何をいつ変更したか、そして理由。
繰り返し出てくる要件は三つです:
- 正確性(数値が一致し、更新が消えないこと)
- 明確なアクセス制御(チームや顧客間で誰が何を見たり編集できるか)
- レポーティング(フィルタ、エクスポート、手作業なしでの基本的な問いへの回答)
ここから PostgreSQL と Firebase を業務アプリで比較する話が始まります。
チームがリスト、フィルタ、月次レポートの上で動くなら、データをきれいに一貫して問合せできる能力が日常的な必要になります。アプリがライブ更新やオフライン優先のワークフローを中心にしているなら、リアルタイム同期は複雑な結合より重要になることがあります。
実用的な選び方は、アプリが答えなければならない日常の質問を3つ書き出すことです。例えば「滞納している顧客は誰か?」「過去7日で何が変わったか?」「先月エージェントごとに解決したチケット数は?」。これらが事業運営の中核なら、それらを簡単かつ信頼して答えられるデータベースを選んでください。
AppMaster のようなノーコードプラットフォームで構築する場合、データモデル、ビジネスロジック、アクセスルール、実際に人が使う画面の観点で考えるとわかりやすくなります。アプリが成長してもこれらの要素が一貫している選択が最良です。
レポーティングと分析:SQL が最も役立つ場面
レポーティングとはデータに質問を投げて信頼できる答えを得ることです。SQL は日常的な操作(行のフィルタリング、グループ化、関連テーブルの結合、合計や平均)を中心に作られているため、それが容易です。
「前四半期の地域別収益を新規顧客とリピーターで分けて見せて」というようなアドホックな質問が出た瞬間、PostgreSQL では普通のクエリで済みます。Firebase スタイルのドキュメントデータでは、しばしばその問いに合わせて事前にデータを整形するか、たくさんのレコードを取ってきて自分で計算するコードを書く必要があります。動きはしますが、遅いレポートや定義の不一致に悩まされがちです。
ビジネスチームは週次・地域・製品別のピボットのような集計、ドリルダウン可能なテーブル(地域をクリックすると請求書が見える)、財務や運用向けのCSVエクスポート、定期更新するダッシュボードを求めます。SQL はこうしたスタイルに自然に合います。
レポートは長く残ることが多く、スキーマ変更が静かに問題を生むことがあります。フィールド名を変えたり、ステータスを分割したり、マルチ通貨を追加すると、古いレポートの意味が気づかれないまま変わってしまうことがあります。PostgreSQL の明確なスキーマがあれば、クエリを更新したりビューを追加したりして定義を安定させやすくなります。
業務アプリにおける PostgreSQL と Firebase の比較では、レポーティングが決め手になることが多いです。PostgreSQL を土台にしたツール(AppMaster のようにデータを PostgreSQL でモデル化するプラットフォームを含む)は、分析とエクスポートを後から行うのを簡単に感じさせます。
トランザクションとデータ整合性:サイレントなデータエラーを避ける
業務アプリで信頼を壊す最速の方法はサイレントなエラーです:画面上は正しく見えるが裏で間違っている数値。ここでトランザクションと整合性ルールが重要になります。
例えば単純な在庫フローを想像してください。顧客が3つの商品を購入したとき、(1) 注文を作成し、(2) 在庫を減らし、(3) 支払いか請求を記録する必要があります。PostgreSQL ではこれらを1つのトランザクションで包めるので、全て成功するか全て取り消されるかのどちらかです。もしどれかが失敗すればロールバックされ、半端な注文が残りません。
Firebase では複数のパスやドキュメントにまたがって更新することが多く、部分書き込みに陥りやすいです。Firebase はトランザクション風の更新を提供しますが、リトライ、オフライン書き込みの同期、複数レコードにまたがる更新の扱いを考える必要があります。同じ「注文+在庫+支払い」の変更が別々の書き込みに分かれていると、ネットワーク障害で在庫が減ったのに注文が残らない、あるいは注文だけが作られて会計エントリがない、という事態になり得ます。
PostgreSQL は制約(ユニークな請求番号、外部キー、必須フィールド、チェック制約など)で悪いデータが保存されるのを防ぐ安全網も提供します。こうした保護は各画面で毎回実装しなくてよくなる分、ミスを減らせます。
強い整合性は特に財務やコンプライアンス系のフロー(残高、承認、監査証跡、返金など)で重要です。失敗が金銭的損失やコンプライアンスリスクにつながる場合は、正しさを自動的に強制できるデータベースを選ぶのが有効です。
AppMaster で構築する場合、これはコアの業務レコードに PostgreSQL を使うことで対応できます。Data Designer でテーブルと関係をモデル化し、データベースのルールで早期にエラーを捕まえられます。
アクセス制御とマルチテナントの安全性
アプリに複数種類のユーザーがいるなら、アクセス制御は必須です。まずは admin、manager、agent、customer のようなロールと、view、edit、approve、export、manage users のような実際の操作に結びついた権限を考えるのが出発点です。
PostgreSQL と Firebase を業務アプリで比べると、最大の違いはルールをどこで安全に強制できるかです。PostgreSQL ではデータに近い場所で権限を保持できます。これは一つのミスで別の会社のレコードが露出するようなマルチテナントアプリで重要です。
行レベルのアクセス(マルチテナント)
多くの業務アプリは同じテーブルを使いつつテナントごとのルールが必要です:マネージャーは自社の全チケットを見られ、エージェントは割り当てられたチケットのみ、顧客は自分のものだけを見る、など。
PostgreSQL では通常 tenant_id 列と行レベルポリシー、あるいは一貫したクエリパターンで対応します。利点は予測可能性です:どの画面や API エンドポイントがデータに触れても同じルールが適用されます。
Firebase はセキュリティルールが強力ですが、データ構造を厳密に守る必要があります。データを非正規化すると読み取りが速くなりますが、データの複製がテナント境界を常に守るとは限らなくなります。
監査と承認
アクセス制御は「誰が見られるか」だけでなく「誰が何をいつ変更したか」も含みます。監査のために早めに計画してください:作成者や編集者を記録する、重要なフィールド(ステータス、価格、銀行情報)の履歴を残す、管理者アクション(ロール変更、エクスポート、削除)をログにする、リスクのある変更に対する承認をサポートするなどです。
承認ワークフローは職務分離にも役立ちます。例えば返金を申請する人と承認する人を分ける、など。AppMaster のようなプラットフォームはこれらのフローを視覚的にモデル化しつつ、PostgreSQL を真の情報源として保てます。
リアルタイムとオフライン:Firebase が適している場合
Firebase はアプリがライブに感じられる必要があり、ユーザーが変更を見ながら期待する場合に強みを発揮します。「今誰が何を変更したか」が主な問いであれば、Firebase は開発速度とユーザー体験の面で優れることが多いです。
典型的なリアルタイム用途はライブチャット、プレゼンス表示(オンライン・入力中)、ライブステータスボード(キューやステージ)、迅速なアラート(新しいチケットの割り当て)、短いチェックリストでの軽い共同作業などです。
オフラインモードも Firebase を選ぶ大きな理由です。フィールドチーム、倉庫、小売店などで回線が不安定な場合、オフライン対応は単なる付加機能ではなく導入と定着の差になります。Firebase のクライアント側キャッシュと同期は、自前で同じものを作るより「組み込み」に近い感覚を与えます。
トレードオフは問合せ機能です。Firebase は「この顧客の最新20件を見せる」「このコレクションの変更を監視する」といった用途に強いですが、複雑なフィルタや結合、月末レポートが必要な場面では不向きです。こうしたケースでは PostgreSQL が勝ちます。
期待値を設定することも重要です。業務ユーザーにとっての「リアルタイム」とは、通常ネットワークの乱れがあっても完全な順序性より1〜2秒以内の更新を意味することが多いです。アプリが短時間の競合(同じメモを二人が同時編集)を許容し、きれいに解決できるなら Firebase は良い選択になりえます。
AppMaster のようなツール内で PostgreSQL と Firebase を比較する場合、実用的なアプローチは、真に必要な画面だけに Firebase スタイルのリアルタイム機能を使い、残りは後でレポートしやすいデータモデルに留めることです。
スケーリングとコスト:まずどこが痛くなるか
PostgreSQL と Firebase を比べるとき、"スケーリング" は通常三つの負荷に分かれます:同時アクセスの増加、データを永続的に保持する量の増加、自動化やモバイル、統合から来る書き込みの増加。
PostgreSQL では最初に痛みを感じるのは一つの忙しいデータベースがあらゆる負荷を受けるケースです。ダッシュボードが遅くなる、日次レポートがタイムアウトする、重いクエリが全体を引きずる、といった形で現れます。対処は普通に有効です:インデックス改善、トランザクション系テーブルと分析系の分離、キャッシュ、レプリカへの分析オフロードなど。
Firebase では小さなUIの設計が大量の読み取りを誘発し、リアルタイムリスナーがそれを乗じてコスト増につながることが多く、請求の驚きとして問題になることが先に出がちです。読み取り・書き込み・ストレージ・クライアントの接続時間がコストを左右します。
コスト予測性を左右するもの
PostgreSQL のコストはサーバーサイズとストレージ(バックアップ含む)に対する支払いが中心なので見積もりが比較的簡単です。Firebase は初期は安価でも、使い方次第で利用料が大きく変動します。
成長を10倍にしたらコストとパフォーマンスがどうなるかを想定するのはシンプルな耐圧テストです。
運用負荷(平易な言葉で)
PostgreSQL はバックアップ、マイグレーション、監視、チューニングに注意が必要です。Firebase は日々の運用作業の一部を減らしますが、データモデリング、セキュリティルール、利用状況メトリクスにより注力する必要があります。
AppMaster のようなプラットフォームを使えば、予測しやすいレポーティングのためにまず PostgreSQL を選び、真に必要になったときにリアルタイム要素を追加することができます。
考えすぎずに選ぶステップバイステップ
PostgreSQL と Firebase の間で迷っているなら、データベース機能から入るのではなく日々の仕事から始めてください。以下のプロセスで大抵の決定は十分です。
- 最重要のワークフローを3つ書き出し、絶対に壊れてはいけないもの(請求書作成、返金、チケットのクローズなど)に印をつける。ここでのミスが金銭的損失や記録上の混乱を招くなら PostgreSQL と厳密なトランザクションを優先する。
- 人々がどれだけ頻繁にデータに対して新しい質問をするか決める。週次で「前四半期を地域・担当・製品で見せて」といった問いが出るなら、SQL レポーティングが必須要件になる。
- 1ページに権限設計をスケッチする。単純なロール数か、テナント別の行レベル安全性が必要か? 複雑になるほどサーバー側で明確にコントロールできる方が有利です。
- リアルタイムとオフラインに正直になる。更新を即時に見る必要がある(配送、チャット、フィールドチーム)か、接続が不安定でも作業を続けられる必要があるかを判断する。必要なら Firebase スタイルの同期は有効な選択です。
- V1 のデフォルトを決めて、サポートしないことを明記する(V1ではオフライン非対応、ダッシュボード以外のアドホックレポートはなし、など)。これにより計画していないハイブリッド化を防げます。
簡単な例:日次のパイプラインレポートと財務への引き渡しが必要な社内の営業アプリは、まず PostgreSQL が適しています。後で「誰がこの案件を編集中か」をライブ表示したければ、その画面だけにリアルタイムを追加し、真の情報源は安定させておきます。
AppMaster を使う場合は Data Designer で PostgreSQL のモデリングから始め、真に必要なところだけリアルタイム風の更新を加えられます。
ハイブリッドが有効なとき(および無効なとき)
PostgreSQL と Firebase に明確な役割を与えられるとハイブリッドはうまく機能します。両者が同じビジネスデータを奪い合うようになると混乱が早く訪れます。実務では、強いトランザクションとレポーティングをリアルタイムの高速更新と組み合わせるのが一般的です。
よくあるパターンは PostgreSQL を真の情報源にして、Firebase をライブフィードとして使う方法です。例えばサポートダッシュボードは Firebase で新着チケットを即時表示し、チケットの本体(ステータス、担当者、SLA タイムスタンプ)は PostgreSQL にコミットする、という具合です。
逆パターンでは Firebase がクライアント同期とオフライン作業を扱い、PostgreSQL がレポートと監査を担うケースもあります。これはオフラインでメモや写真を扱うフィールドチームで、月次レポートやコンプライアンスのためにクリーンな SQL テーブルが必要な場合に合います。
一貫性の維持が難しい点です。最も安全なアプローチは、どちらか一方を優先して情報を書き込み、そこから外へ配信することです。
データを一貫させる方法
基本ルールは「一度書き込んで、そこからファンアウトする」です。ファンアウトするデータは最小限にし、読み取り用モデルや通知に限定します。
各ワークフローについてどちらのシステムがトランザクションを担うか決め、あるフィールドを両方で所有しないでください。TicketCreated や StatusChanged のような不変イベントで同期し、リプレイが安全にできる設計にすると、重複計上や二重請求のリスクを減らせます。
ハイブリッドが悪いアイデアになるとき
多くのフィールドで厳密なリアルタイム整合性が必要な場合(財務台帳が典型的な例)、あるいはチームが同期問題の監視やデバッグに投資できない場合はハイブリッドを避けるべきです。最悪のケースは同じフィールドを Firebase と PostgreSQL の両方が所有すること、例えばステータスが両方に存在するような状態で、これがサイレントな不一致を招きます。
AppMaster のようなプラットフォームで構築するなら、トランザクションテーブルは PostgreSQL に保ち、リアルタイムフィードは派生ビューとして扱うのが安全です。
例:営業とサポートを1つのアプリで扱う場合
中規模企業を想像してください。営業チームはパイプライン(リード、案件、ステージ)を追い、サポートはチケッティングを運用します。管理者は両方をまたぐ週次レポートを欲しがります。このとき PostgreSQL と Firebase の選択が現実問題になります。
いくつかの操作は常に正確である必要があります。例えばサポートリードがチケットを割り当てるとき、チケットはちょうど一人に割り当てられ、その変更はログに残るべきです。案件を「提案」から「受注」に移す際に想定収益を更新して請求を発行する場合も、トランザクションが必要です。こうした場面は整合性と監査証跡が重要になります。
一方で速度やプレゼンスが重要な部分もあります。サポート担当はキューのライブ更新、コメントの即時表示、「誰が見ているか」の表示で重複対応を避けたい。営業もライブの共同編集を好みますが、リアルタイム更新の欠落が与える影響は割り当てミスより小さいことが多いです。
レポーティングは静かに重要性を増します。管理者は週次 KPI(初回応答時間、解決時間、受注率、パイプラインカバレッジ)、案件やチケットの完全な変更履歴、財務用エクスポート(期間別収益、返金、サポートコストタグ)を要求します。
妥当な分け方は、システム・オブ・レコードを PostgreSQL に置く(案件、チケット、割り当て、ステータス履歴、ユーザーロール)ことで整合性とレポーティングを保ち、Firebase はライブコラボレーションが必要な部分(入力中インジケータ、プレゼンス、ライブキュー、短寿命なチャット風コメント)に限定して使う方法です。この Firebase 側のデータは使い捨て扱いにします。
再作業を招く一般的なミス
多くのチームがデータベース選択自体を後悔することは少ないですが、データ形状、権限、所有権に関する近道を取ったことを後悔します。PostgreSQL と Firebase の議論で、痛い書き直しはしばしば「リアルタイムのために選んだが、その後のレポートや監査を忘れていた」ことから来ます。
よくあるパターンは、まずライブ更新ベースの画面を作り、それから「昨四半期に地域別で返金がいくつ出たか?」のような基本的な問いに答えるのが難しいと気づくケースです。後からエクスポートやスクリプトを追加できますが、それが恒久的な対処療法になってしまい、きれいなレポーティングレイヤーを作るのが難しくなります。
もう一つの落とし穴はマルチテナントの権限を過小評価することです。「ユーザーは自社のものだけ見られる」と始めても、すぐにロールやチーム、レコード所有者、例外が出てきます。これを早期にモデル化しないと、多くの場所でルールをパッチし続けてもエッジケースを見落とします。
再構築を招く代表的なミス:クライアントにコントロールさせてはいけないフィールド(価格、ロール、tenant_id、ステータス)を編集させる、単純な読み取りルールだけで済むと仮定して複雑なロールを後から追加してテスト不足になる、速度のためにシステム間でデータを複製して所有権を決めない、スキーマやイベント履歴が安定しないモデルにレポーティングを後付けする、監査ログを後回しにして「誰がいつ何を変更したか?」と聞かれて困る、など。
AppMaster のようなノーコードツールでも、機密性の高い更新はバックエンドロジック側で扱い、検証・ログ・ルールの強制を一貫して行うべきです。
すぐ使えるチェックリストと次のステップ
PostgreSQL と Firebase の間で迷っているなら、まずV1でアプリが何をする必要があるかに集中してください。目的は完璧な選択をすることではなく、あとで全面的に作り直すことなく変えられる安全なV1を作ることです。
以下を Yes/No で答えてください:
- 人々が信頼する複数テーブルのレポート(フィルタ、結合、エクスポート、ダッシュボード)が必要か?
- 部分的な保存が許されない厳密なトランザクション(お金、在庫、承認)が必要か?
- オフラインモードが必要か(フィールド作業、倉庫、受信状況が悪い場所)?
- リアルタイム更新が必要か(ライブキュー、チャット、プレゼンス、緊急アラート)?
- チームやテナント向けに強力なアクセス制御が必要か?
その後、それぞれについて1文で書いてください:システム・オブ・レコード(真実がある場所)と同期/通知レイヤー(デバイスに更新をプッシュするもの)。多くのチームは記録の所在を1箇所にまとめ、他方を速度とユーザー体験のために使うことで混乱を避けています。
1つのワークフローを選んで、他を作る前にエンドツーエンドで完成させましょう。例えば:注文を作成→承認→出荷→レポートに表示。この単一フローでトランザクション、レポーティング、権限の不足がすぐに露呈します。
PostgreSQL をバックエンドにした業務アプリを素早く進めたいなら、AppMaster (appmaster.io) は PostgreSQL にデータをモデル化し、ビジネスロジックを視覚的に構築して、Web とネイティブのモバイルアプリを出荷できるよう設計されています。生成されるソースコードを更新しながら要件が変わっても対応できます。
よくある質問
ほとんどの業務アプリではまず PostgreSQL を選ぶのが安全です。信頼できるレポーティング、厳密なデータ整合性、予測しやすいアクセス制御が必要な場合に向いています。リアルタイム同期やオフライン動作が製品の中核である場合に限り、最初から Firebase を選んでください。
多数のフィルタやエクスポート、"X と Y で切り分ける" といった質問が頻繁にあるなら、一般的に PostgreSQL が有利です。SQL は顧客・請求書・支払いを結合して一貫した答えを得るのを自然にします。
請求書、支払い、在庫更新などは PostgreSQL が安全な選択です。トランザクションや制約により部分的な保存や不正なデータを防げるため、後で整合が取れなくなるリスクが減ります。
異なる会社が同じシステムを使うようなマルチテナント環境では、PostgreSQL の方が安全性を考えやすいことが多いです。データに近い場所でルールを強制できるため予測しやすくなります。Firebase も安全にできますが、データ構造とセキュリティルール設計に細心の注意が必要です。
チャット、プレゼンス(オンライン・入力中・閲覧中表示)、ライブキューのような瞬時性が求められる場合や、オフラインファーストで動作する必要がある現場チームには Firebase が明確に適しています。
PostgreSQL は重いクエリやデータベースの混雑による遅延で問題が表面化することが多く、インデックス改善やレポート分離、キャッシュ、リードレプリカで対処します。Firebase はリスナーや読み取り回数による課金増や、特定のホットスポットが発生してコストが跳ね上がることが先に問題になります。
PostgreSQL はサーバー容量やストレージの料金が中心なので予測しやすい傾向があります。Firebase は初期は安く済むことが多いですが、読み取りや接続の設計次第で利用料が大きく変わりやすいです。
はい、明確に役割を分ければ有効です。一般的には PostgreSQL をソース・オブ・トゥルースにして、Firebase を一部画面のリアルタイムフィードに使うパターンが多いですが、同じビジネスフィールドを両方で所有するのは避けるべきです。
各ワークフローについてどちらを真の情報源にするかを決め、まずそこに書き込み、その後に外部へ配信する方式が基本です。ファンアウトするデータは最小限にして読み取り用のモデルや通知に限定し、イベント(TicketCreated や StatusChanged など)で同期すると重複カウントや二重課金のリスクを下げられます。
アプリが答えなければならない日常の質問を3つ書き出し、壊れてはならないワークフローを洗い出してください。正確性・監査・レポーティングが中心なら PostgreSQL、オフラインやリアルタイムが中心なら Firebase を優先し、V1でサポートしないことを明確にして不必要な複雑化を避けましょう。


